「欲しかったあの三脚が、近所のハードオフで格安に購入できて大満足!」という、ただそれだけのお話です。
きっかけ
山歩きやドライブのときに撮影の幅を広げたくて、ずっと三脚が欲しいと思っていました。狙っていたのは軽量・コンパクトでしっかりとした造りのVelbonの「UTシリーズ」。
脚は6段構成で伸縮させることができ、収納時は180°反転させてコンパクトに収納できます。レビューでの評価も悪くありません。
ですが初心者が新品で買うのにはなかなか高価(約17,000円〜)で手が出ません。Amazonでウオッチリストに入れて、眺めるだけの日々が続いていました。
出会いは偶然
スーパーでの買い物のついでにハードオフのカメラコーナーを覗いていました。たまたま目についた「Ultrek 45L」という三脚。「Velbon」とブランド名も書いてあります。
キズもほとんどなく、あまり使われた形跡がありません。ですが注意深く見てみるとカメラ側に取り付けるクイックリリースプレートが欠品していました(値札には注意書きなし)。これで値段は 5,400円。
自分が欲しいと思っていた「UT-43」と形状はとても良く似ています。でも製品名が大きく違っているし、新品の相場の1/3というのは安すぎるし・・・。
あわてて飛びついて大きな落とし穴があるといやなので、自宅でこの2製品の違いを調べることにしました。田舎のリサイクルショップで三脚なんかすぐに売れるわけないでしょうしね。
どこが違う?
いろいろと検索をしてみたものの、この2製品違いがはっきりとわかる情報は見つかりませんでした。結局、Velbonのホームページで仕様を比較して、寸法や重量の数字から推測してみました。
どうやら違うのは雲台のみで、脚の部分は同じもののよう。これはとんでもない掘り出し物を見つけたようです!
価格交渉と購入
翌日、お店に到着してすぐに三脚を手にとってレジへ直行!
念のためプレートが欠品していることで価格交渉できるかを店員に聞いてみました。データベースで系列店の販売状況を調べてくれたところ、「他店舗なら1万円以上で販売しているが、部品が欠品しているために割り引いています。値札への記載が漏れていたようです。」とのこと。まぁ、そうでしょうね…。
しつこく交渉して怒らせて値段を高くされないうちに購入しました。
雲台をどうするか?
クイックリリースプレートが無いとカメラを取り付けられません。これを単品で購入すると約3,000円。部品1つにそこまで投資したくありません。良さそうな雲台を格安で調達するのが次のステップです。それまでは使用するのは、おあずけです。
まとめ
自分のスキル以上に良いものを購入してしまい、使いこなせず処分するような人がいます。今回の三脚はそのケースで、リサイクルショップへ流れ着いたのかな?と想像しています。自分も使わずに、次の人へバトンを渡すことがないように気をつけないといけませんね。