2016年4月30日、甲武信ヶ岳に行ってきました。
待ち合わせはいつものように海老名駅。圏央道の厚木PAで軽めの夕食をとり、中央道の長坂ICで降りて毛木平駐車場を目指しました。
毛木平駐車場に着いたのは23:30頃、車の数もまだまばら。適当なスペースを陣取り、車中泊の用意。この時の気温は季節外れの寒波の影響で-1℃。星空が綺麗に広がっていたのですが、まだまだ寒くなりそうなので、寝袋にくるまって早々に寝てしまいました。
4:30起床、身支度を整えて奥のゲートから5:35に出発です。(水洗トイレがあります。)
最初の目標となる「ナメ滝」まではCTで90分。沢沿いに緩やかな斜面が延々と続きます。気温が低いこともあり、体を温めようとして早足で黙々と進みました。
「ナメ滝」は名前の通り、ナメっとしていました。
次の目標は「千曲川・信濃川水源地標」です。CTで80分。沢を何度も渡り返します。
地標の数百m手前で雪が凍結していてアイスバーンとなっていたので、軽アイゼンを装着しました。アイスバーンは初めての経験で緊張の連続でした・・・。
水源に到着はしたものの、肝心の水は流れてませんでした。雪の下かな?
尾根道へ出ると雪もなくなったので、アイゼンをはずして頂上を目指します。
目の前が明るく開けると、もうそこは山頂、9:30に到着です。
カメラをズームすると、金峰山の五丈岩も見えました。
記念撮影を行って、昼食&トイレ休憩のために甲武信小屋を目指します。小屋は山頂から15分ほど下ったところにあります。一部凍結したところがあるので、アイゼンを再度装着します。
10:00、甲武信小屋到着!小屋明けは前日の4月29日からのようでした。
コンビニで買ったおにぎりとカップスープで軽めの昼食です。
すると小屋のスタッフの方々が玄関前に整列して、写真撮影を開始しました。小屋番の徳さんがファインダーを覗かれていたので話をうかがってみると、「ヤマケイだよ、シャッター押してくれや!」とカメラを任されました。
アングルは徳さんが決めてくださったので、本当にシャッターを押すだけでしたが・・・。
撮影のお礼にとコーヒーとルマンドをいただきました。美味しかったです!
小屋ではバッチを購入しました。
名残惜しいですが、下山&帰りの運転が待っているので退散します。
一度山頂へ登り返して、あとは登ってきたコースをひたすら下るのみ。同じような景色が延々と続き、心が折れそうです・・・。
そのとき颯爽と鹿が現れました!テンションUPで駐車場まで歩く元気を分けてもらえました!
14:50、無事駐車場に到着です。
中央道の渋滞を避けるために清里丘の公園にある温泉「天女の湯」で一汗流しました。夕食は温泉近くの「甲州ほうとう 小作」で定番の豚肉ほうとうをいただきました。
帰路の中央道は、小仏トンネルの渋滞にもあわずにスムーズに通過することができました。渋滞を避けるには連休の中日が狙い目ですかね。
足が遅いこともあって、甲武信ヶ岳は徳ちゃん新道を通って1泊しないと登頂できないかと思っていましたが、毛木平駐車場からピストンすることで日帰りすることができました。しかし、単調なルートにうんざりしてしまったのも事実・・・。次に登るならば、十文字峠から三宝山を廻って周回コース、または徳ちゃん新道に挑戦してみようかなと思います。