このたび「XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR」を購入しましたので、そのご報告を。
どうしてこのレンズを選んだのか?
OM-D E-M5 MarkIIを処分して、X-T2に一本化したときから山歩き用のレンズを何にするかずっと悩んでいました。高価な標準ズームレンズを使えば最高の1枚が撮れるかもしれないけれど、自分にとっては不都合な点も多くなりそうな気がしてました。「重さ、大きさ、価格」もそうだけど、「遠くの被写体が撮れない」というのが最大の理由。時間に追われた山歩きでは、なかなかレンズ交換するのも難しいですし…。
そもそも私が山にカメラを持ち込む理由は、作品づくりが目的ではなく、その日の出来事を記録に残すこと。ならば画質云々よりも、1本で幅広い焦点距離をカバーできた方がいいという結論になりました。俗にいう「ずぼらズーム」です。そうなるとXマウントでは「XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」の1択になりました。機能的にも防塵・防滴でAFも早いと言われています。
EFマウントの変換アダプターも発売されたばかりで興味もあったのですが、相性の問題が出たら面倒くさいので今回は見送りました。
購入先は例によってマップカメラ
山で使うものなので、すぐに傷だらけになるのは明白です。迷うことなく中古を買うことにしました。実物を見ずに中古品を買うのは不安だったけど、評判の良いマップカメラで「良品」を選択しました。
お店側の評価コメントは以下の通り。
- 【外観】若干の使用感がありますが、全体的に丁寧に使用されているお買い得な中古品です。
- 【機能面・操作】動作良好で、安心してお使いいただけます。
新品との価格差約20,000円(2018/6/18時点では約30,000円)は、サラリーマンには大きい額です。
マップカメラは商品ごとにシリアルナンバーが掲載されています。富士のレンズはシリアルナンバーから製造年が推測できるので、同じ良品でも新しいものを選びました。古い物だと防滴のパッキンが劣化しているかもしれないので…。
届いた品物を見ると、使い込まれた感じがないとてもキレイなもの。新品と見間違えるほどです。評価コメント以上のモノが届くとの報告をよく見かけますが、まさにその通りといった感じでした(たまたまかもしれませんが…)。
このレンズの難点と言われているのが、画質と値段のバランスです。画質のことは評価できませんが、他メーカーのズボラと比べると少しお高いです。満足できなかった場合は、しばらく使ってから下取りに出せばいいかなと思ってます。なんせ買値と下取りの差額が現時点で10000円程度なので。
さっそく山歩きに持ち出したいものの、あいにく関東地方は梅雨入りしてしまいました。すぐには活躍できそうにありません。今後の記事で参考にしていただければと思います。
そういえば先週、レンズの販売価格がポンと1万円以上、謎の値上げをしましたね。そろそろキャッシュバックキャンペーンの季節でしょうか?!
今後の計画?!
さて、今まで使っていた標準ズームレンズ「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」をどうするかが悩みどころ。「ずぼらズーム」を手に入れてしまうと、極端に使用頻度が下がりそうです。これを下取りに出してゴニョゴニョ…。
参考
「ずぼらズーム」の最高峰といえるのが、オリンパス「12-100mm」だと思います。レンズ購入前に、念のため重量の比較を行ってみました。
- E-M1 MarkII + 12-100mm F4
561g + 574g = 1,135g
- X-T2 + XF18-135mm
507g + 490g = 997g
X-T2のほうが138g軽いという結果になりました。
広角側の画角やF値、本体側のグリップ形状などが違うので単純比較はできませんが、マイクロフォーサーズが重くなってしまうのが意外なところですね。