しろくまの宝箱

Wondertrek’s diary

はてなブログへの写真貼り付けを「Flickr」から「Googleフォト」へ変更することにしました。

以前、写真の管理を「Flicker」へ移行するとの記事を書きました。

www.wondertrek.net

しかし昨年11月、「Flicker 無料プラン見直し」との報道発表がありました。要するに、「写真をたくさんアップロードするユーザーは、2019年1月から有料プランに移行してね!」というもの。

blog.flickr.net

有料プランの費用は年額$50(約5,500円)で、使えるストレージ容量は無制限。有料プランへ移行しない場合は、2019年1月8日より保存可能な写真は1,000枚に制限されています。2月5日の時点で超えている場合は、古いデータから削除という無慈悲な仕打ちです。

現時点で当ブログでのFlickerに保存済みの写真は500枚弱。無料プランのままで写真をどんどん追加していくと、過去記事の写真がいずれ表示されなくなります。
ならば有料プランを契約すれば?ということになるのですが、これ以上ブログの運営経費を増やしたくないのが本音です。

 

代わりとなるサービスはあるか!?

ならば無料の代替手段はないか?!と探した結果、その答えはあっさりと見つかりました。それは「Googleフォト」です!

その名の通りGoogleが提供しているフォトストレージサービスです。無料で使える容量は15GBまでとなっています。ですが1600万画素以下の写真データは容量に加算されることなく、無制限に保存できます。1600万画素を超える画像データでも、転送時に設定を行えば自動でリサイズしてくれるので手間もかかりません。ブログ用途であれば十分ではないでしょうか?

24MP機であるX-T2の6,000×4,000画素のデータをGoogleフォトへ転送したところ、自動で4898 × 3265 にリサイズされていました。

使い勝手は!?

じつは当ブログでは昨年末よりGoogleフォトに移行して、その使い勝手を確認していました。

公式ブログにもある通り、記事編集画面のサイドバーに「Googleフォト貼り付け」タブが追加できます。

Flickerのときと同様に、プレビュー画像から画像を選択して貼り付けることができます。

アルバムを選んで…

写真を選びます。(複数選択可)

staff.hatenablog.com

 

「編集 見たまま」モードで写真をコピペで移動する場合、Flicker用のタグが置き去りになることがありました。Googleフォトならこのようなタグが挿入されません。HTMLソースに慣れていない人には、Googleフォトのほうが使い勝手がよいと思いました。

Flickrのソース|反転した部分のソースが置き去りに…

Googleフォトのソース|シンプルで置き去りにされる部分がなくてGood!

 

公開した記事をブラウザから閲覧するときは、画像をクリックすると背景が黒くなって拡大表示されます。素人目には画像が劣化した感じもありません。Exifや著作権など情報が表示できないのが残念なところですが…。

Googleフォトからは絞り値/シャッタースピード/ISOを確認できます。

 

まとめ

ブログを他サーバーに移転する場合、画像データをGoogleフォトに保存しておけば、画像のリンク先URLは変わることがないので楽に行えそうです。

Flickerも良さそうなフォトストレージだったので、無料プランのサービス改悪は残念です。年額$50くらいなら支払ってしまったほうが得られるメリットが大きいかもしれません。でも一度支払ってしまって画像データが1,000枚を超えたら、データを消さないために一生支払い続けることになってしまうんです!

やはり零細ブログではコスト意識が大事!無料・無制限」ということであれば喜んで使わせていただきましょう。
ただし、Googleも気まぐれなので、このサービスがいつまで継続するかわかりません。そのときは「はてなフォトライフ」に回帰するしかないのでしょうかね。

すでに1000枚以上の写真をアップロードしている方は悩ましいところでしょう。
2月はもう目前、対策はお早めに!